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今夜のNHK大河ドラマ「天地人」で放映されるのは
上杉景勝の上洛にさいしての、旗の文字である。
上杉謙信時代からの「義」は当然のこととして、家老
直江兼続が兜に掲げた「愛」も、もう一方の旗に掲げられた。
劇中で「愛とは人が人をたすけ、慈しみ合うこと・・・」と
言わしめているが、これらの心がまったく消え去った今の日本の人々には
今いちど心して聴いてほしい言葉である。
政治家しかり・・・・経営者しかり・・・およそ人の上にたつ人々の
こころに、こうした思いはゼロにひとしいと言っても過言ではなかろうか・・・。
しかし、2000年前のイエス・キリストの教えはまさにこの「義と愛」であった。
「義」の文字の成り立ちは、羊が矢で射られそうになったとき、その矢に飛び込んで
羊を救う・・・という語源からなる。
およそ人の上に立つ人々の心情には、自分を支えてくれている国民や社員の献身を
受け止めてこれに報いなければならない。政治家は貧しい暮らしの中からでも、
血の出るような税金を納めてくれている国民の心に報いる政治を、そして経営者は
自分の会社を支え心血を注いで働いてくれている社員の愛に義をもって応えねばなら
ない・・・と思われる。
今夜のNHKの大河ドラマはこの意味で意義あるドラマであったと思う。
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