|
|
現在の正統派とよばれている、キリスト教各教派の主張は
現存する新・旧約聖書以外は認めないとして、聖書主義を
貫いている。
しかし、現存するキリスト教の教派には聖書外伝の理念を
とりいれそれをその教派の特徴としているところも多い。
その主なものを紹介すると・・・・・・
カトリック教会各教派に共通するマリア信仰は・・・・
現存する聖書には、その神聖と崇拝するに値する記述は皆無で
ある。
にもかかわらず、父なる神とイエスキリストに慈悲の心を持って
罪多き人間の弁護ととりなしをして、救済に加担してくださる
母親の役割を民衆に与え、その信仰が現代にもおよんで続いている。
この根拠は、「ヤコブ福音書」(副題は「至誠なる神の母、永遠の処女
、マリアの誕生物語)にあるとされている。
また、現在のセブンスデーアドベティスト教会が奨励する・・・・
菜食主義的生活心情は・・・・・・・・
同じく聖書外伝の「エジプト人福音書」に記された肉食の禁止にもと
づいている。
なお、有名な映画「クォ・バデス」は、同じく聖書外伝「ペトロ行伝」に
基づいて描かれたとされている。
いま、この掲示板の話題となった輪廻転生や煉獄についての聖書外伝の
記述であるが、これは・・・・・・
正典のヨハネ黙示録以外に使徒や聖なる人々によって書かれたとされる
聖なる人々の名を付した、黙示録と黙示的予言文学(ユダヤ教黙示文学)
にみられる、パラダイスにおける義人の幸いなる生と、罪人における地獄や
煉獄で苦しみを対比的に書き記した聖書外伝によって語り継がれてきた・・・
とされている。
*参考事項 聖書外伝とは・・・・・
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば・・・
外典(がいてん、Apocrypha)とは、ユダヤ教・キリスト教関係の文書の中で、聖書の
正典化作業の際に正典のリストに加えられなかった文書を指す。経外典(けいがいてん)
とも。 アポクリファとは、ギリシャ語のαπόκρυφος(隠されたもの)に由来する言葉である。
|
|