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今日の「臨時国会」の鳩山首相の所信演説を聞いて、ここ数年失われていた
政治家の良心が見えてきたような気がした。
我々が一般教養科目で「政治学」を学んだとき、誰もが周知のこととして
知っていたことは、今日首相自らが語られた「政治は人の命を大切に国民の
生活を守るためにある。・・・・その根幹には政治は弱者の為にある。・・・」
ということであった。しかし2003年以降、自由競争・自助努力・適者生存
弱肉強食の名の下に、本来の政治理念は失われ、将来に夢も希望も持てない若者を
多数輩出させ、毎年自殺者が3万人以上という世界に類をみない国へと転落していった。
ここへきて物言わぬ国民もようやく目覚め、従来の与党を野党に追いやり政権は
同じ志を持つ民主・国民・社民の3党の連立政権へと移行した。
今回の所信演説でも語られていた、あるおばあさんの息子の「努力しても仕事につけない
現状を嘆いての若者(息子)の自殺」の話は首相が「友愛政治」をわざわざ持ち出す
きっかけになったいきさつでもあったと言う・・・。
また、亀井郵政・金融大臣がテレビで、今回の金融機関への、中小零細企業の借金の返済
猶予法案に固執するのは、亀井大臣の親友の中小企業経営者の倒産からその友が自殺
された悲惨な出来事の背景があり、もう今後は決してこのようなことがないような政治
をしたいという信念からであったと言う・・・。
私は、こういう弱者(他者)へのあたたかい思いやりが本来的な政治の原点だと思う。
日本も失いかけていた政治の原点をとり戻し、やっと世界の先進国に政治のスタート
地点で仲間入りでき、世界から笑いものにならなくてよかったと思えたのである。
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